帰って来た

　さっきスキー学校から帰って来た。
　色々あって疲れて今すぐ寝たいけど、これからﾏｶﾞｼﾞﾝとﾔﾝｼﾞｬﾝ読みに行かなきゃならないのでさっさと日記かいとく。かなり長いので暇な人だけどうぞ。


　一番大きな出来事は、一昨日あった事故だ。人生初の失神&記憶障害起きたからな。

　スキー学校は技術のレベルでA班からE班までに分かれてコーチの指導を受ける。コーチは現地のスクールのコーチか、学校の先生だ。スキー部の俺は当然A班だったが、同じスキー部のKも去年と同じA班だった。
俺とKは大体一緒に滑っていた。

　ここから下は記憶がないのでKから聞いた話だ。
　3日目のレッスンが終わって宿までの帰り道に、俺はかなりスピードに乗ったままｼﾞｬﾝﾌﾟ台っぽくなったところに突っ込んで行き、華麗に着地することなく顔面から雪面に激突したのだ。そこはほぼ平地になっていたので衝撃を受け流せずにモロに食らい、着地した時にザァーーーっと滑らずにゴッっと止まった。
　Kは俺が起きてこないのでおかしいと思い、ストックで俺をつついたが反応がないのでやばいと思ったらしい。で、俺は顔から血を流し、なにやらうめきながら立ち上がったがコーチや班のﾒﾝﾊﾞｰに止められ、仰向けに寝かされた。

　ここからは俺の記憶にぼんやりとある。気が付いたら空が見えていて、数人が俺を囲んで見下ろし、どうやら俺は寝転んでいるのだと思ったが、どうしてこんな状況になっているのかわからない。だが頭の回転が普通な状態ではないのはわかった。意識が朦朧としながら、導かれるままにスノーモービルの後部座席に額にティッシュを押さえながら乗った。ちょっと行ったところで俺の板と共にワンボックス車に乗り、ホテルの玄関まで行った。そこでブーツを脱ぎ、ロビー近くのスキー学校本部となっているところで、いつの間にか付き添いとなっている先生と、スキー学校長に報告をした。そしてすぐに保健室となっている部屋に行き、ウェアを脱いで敷いてある布団に寝かされた。ここら辺から意識がはっきりとしてくるが、あと数時間はそのままだった。その後保健の先生と一緒にホテルの人の運転する車に30、40分乗り、最寄の病院で頭のCTをとった。特に異常は見つからないとのことでよかったが、まだズキズキと痛んだ。ホテルに戻ってから少しだけ夕飯を食べ、自分の部屋に帰って寝た。
　ちなみに顔から血を流していたのは割れたゴーグルの破片が眉間に傷をつけたのと、雪面で頬骨のあたりのすり傷と鼻血だ。
　こうして失神と記憶喪失を体験したわけだ。いつかはなってみたいと思っていたがこんなに早く、唐突になるとは思わなかった。次の日に現場を見てきたが、そこは普段なら絶対に飛びには行かないようなところだった。俺は普段、苗場でｼﾞｬﾝﾌﾟだいっぽくなっているところでｼﾞｬﾝﾌﾟをしているが、着地点が斜面になっているところでしか飛ばない。だからそこを見たとき「ここを飛びに行くやつはｲｶﾚたやつだ」と思った。俺が本当に飛びに行ったのが信じられない。どうかしていた。多分そのときだけ頭おかしかったな。
　色んな人に迷惑かけて本当に申し訳なかった m( _  _ )m

　で、次の日は朝のバスに30分程揺られて行く遠いところから、宿泊地までリフトを乗り継ぎながら戻ってくるというプログラムがあったが、頭の怪我をおして行った。脳ミソが揺れなければ頭が痛くなることはなかったのでスキーをするのは思ったより簡単だった。普段できないようなことができて楽しかった。

その次の日は、っていうか今日だが、A班だけSIAのメダルの検定があった。俺は去年セミシルバーをとったが、今年はその一つ上のシルバーを狙った。結果から言うと見事合格で、メダル代1400円を払ってシルバーをゲットした。シルバーとセミシルバーの種目は同じで、点数でどちらかか、不合格かが決まる。3種目のうち1種目でも点数が足りないと不合格になる。種目はパラレル、シュテム、ウェーデルンで、パラレルは絶対に受かる自信があったがシュテムが不安だった。パラレルとかシュテムとか分からない人はそういう種目があるということだけわかればおｋ。本番では微妙な滑りで、結果がどうなるかわからなかったが結構余裕で合格していたので少し自信が持てた。

　明後日からスキー部の合宿なので、明日は割れたゴーグルに別れを告げた後に新しい物を買いにいかなければならない。あと、少しMHP2を進める予定。スキー学校中に結構武器増えて嬉しくて調子乗ってる。視力落ちたような気がするけど。なんだか虫歯にもなっちまったし。合宿が終わったら即歯医者だ。

　長くなってスマソm( _  _ )m　読んでくれた人ｻﾝｸｽ